初めての国バーレーン。色々な地図を頭の中には描いていますが、バーレーンも私の中では重要な場所にあります。今回の宿泊にはバンヤンツリー・アルアリーンを選択し、そちらの手配でバーレーンを一周です。さてバーレーンとはどのような国なんでしょうか?

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結果

バーレーンは非常に小さく単純に一周するのであれば4時間で済みます。その中でも大らかな民族であり、その中にも屈強な人間が居るとドライバーを通じて感じました。そして石油の国+大らかな国と言う事もあり初めてパイプラインを目の前で見ました。すっかりバーレーンと言う国の人たちが好きになりました。

中東初の油田

バーレーンでの最も楽しみにしていたのは、中東初の油田採掘所です。今でこそサウジアラビア等は石油の産油国として有名です。しかしバーレーンのドライバー曰くサウジアラビアは同じ地層にあるバーレーンが石油開発に成功してから、石油開発を進めたとの言い分でした。

事の真偽はさておき、中東初の油田を見てみましょう!周りはパイプラインが張り巡らされており石油の精製所らしき建物が多くあります。しかもむき出しです・・・サウジアラビアの厳戒態勢の雰囲気とは真逆で、だれでも触れます。(ちゃんと現地の人の指示に従いながら見ましょう!)

肝心の中東初の油田は流石に既に枯れており、もう石油は採っていないとの事でした。しかしその風格さえ感じる設備に私は痺れました。隣にあるオイル博物館は、残念ながらお休みでしたので見えませんでしたが中東に来て初めて石油を身近に感じる事ができました。オープンの時間をみると金曜・土曜の10-17時+ラマダンの時は毎日10-15時-7月と8月はお休み。おおらかな予定ですね!

生命の木

オイル博物館から車で10分位の場所にTree of the lifeがあります。周りは砂漠なのに、この木だけが大きく育っています。12月は20度ぐらいと過ごしやすいのですが夏には50℃を超える場合もあるこの地で不思議な樹だとして現地の人は尊敬しているそうです。

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サウジアラビアとの橋

サウジアラビアとバーレーンは長い橋と島で接続されています。橋を通るだけで多少の費用は必要となりますのでご了承ください。サウジアラビア側との分岐点は島になっており多少の観光ができるようになっていますが、期待しない方が良いですね。私は不味いハンバーガーを食べましたが・・・

地図の上で、線を引いて将来に想いを馳せていましたが実際に来るとまた実感が沸きます。将来が楽しみですね!将来と言えばサウジアラビアとだけでなくカタールとも橋で接続する話もあるようで、更に私の夢の中に線が一本追加されました(笑)

バーレーン国際サーキット

こちらの国はサッカーとF1を代表するモータスポーツが非常に盛んのようです。宿泊しているバンヤンツリーはサーキットから近いので、その音が少し聞こえます。私が行った時は、市販車ベースのレースの練習走行が行われていたようです。

Manama City

バーレーンの首都はManamaになります。昔はオアシスがあった場所だとされています。こちらの治安は昼間は概ね問題無いとの事でしたので、スークで車から下して貰い国立博物館でピックアップして貰う事としました。町の中を歩くのは、その国を知る意味では非常に重要な事です。

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だいぶイスラムの雰囲気にも慣れてきましたが異国情緒あふれるバーレーンを感じながらの2時間の散歩となりました。ついでにショッピングモールでお土産にデーツを買い込み今日は終了です。

バーレーンの運転手

今回の運転手さんはバーレーンの現地の人に頼みました。朝会った時は、スーツを着ていたので違う国の人かと思いました。話を聞いてみると仕事の時はスーツで、普段はソーブ(通称オバQ??)だとの事でした。

彼の性格は抜群で、犬のように忠誠心が強く驚きました。2時間後に待ち合わせをしても、その場から移動しようとしません。常に周りを見ているようで、私が近づくと必ず先に彼が私を見つけます。バーレーンの人総てが彼と同じだとは思いませんが、非常に素晴らしいドライバーである事は間違いありません。

地図