ユナイテッド航空８９５ファーストクラス搭乗記香港→シンガポール

アジアの区間でファーストに乗るにはかなり便が絞られますが、実はユナイテッド航空が香港からシンガポールの区間でファーストを飛ばしています。さてどのようなフライトだったのでしょうか？

結果

何というか・・広さは十分ですが機材は古く機能的ではありません。食事も・・まあユナイテッド航空ですから美味しくはありません。しかしスタッフのフレンドリーさは天下一品ですね（笑）

今回はバンコクから一度香港に戻り、更にシンガポールに飛ぶフライトを選択しました。予約はＡＮＡのＷＥＢサイトから特典ファーストとして纏めて取ってしまいます。

チェックインは既にバンコクで済ましているため香港で航空会社のカウンターによる必要はありません。しかしタイ航空のデザインのチケットにＵＡのフライトは見慣れないので新鮮な感じです。

香港の空港は慣れているので何も迷うことなくユナイテッドクラブに向かいます。ここでは一応ファースト専用のラウンジとしてユナイテッドグローバルファーストラウンジがあります。ラウンジでの確認でゲートが明確に分かっていたようで手書きでゲート番号を書き込んで頂きます。

それほど素晴らしいと思うラウンジではありませんが殆ど人が居ません。３名程度の利用者に対して４０ほどの座席があります。

食事の内容はいまいちですがスタッフの動きが完璧すぎです。一人しか居ないのですが欲しい物を先に分かっているような動き方をしてくれました。

搭乗時間前にはゲートに向かいましたが既に人が並んでいます。私以外にも搭乗時間の前にすでに５名程度がグループ１のレーンに並んでいました。

予定より少し早くゲートが開き、Ｂ７７７がボーディングゲートの先に見えています。今回の座席は１Ｋなので搭乗して直ぐに座席になります。しかしその前にまたセキュリティチェックです。ボーディングの直前で実施するので結構混雑してしまいます。

座席に着くと直ぐにＣＡさんが対応してドリンクサービスになります。ＣＡさんはかなりフレンドリーな方で色々と話をして頂けました。どうやらシカゴからの接続便のようです。しかし・・例によってカップも含めてアメリカ仕様ですね。中東やアジアの航空会社とは比べようが無い↓レベルです。

因みに深夜便ですがパジャマの準備はありませんでした。これには少し驚きました。更に・・良く思い出すとアメニティもありません。多分この路線だけ提供していないと思います。

微妙に角度が着いたフィッシュボーンタイプの１ー２ー１配列の２列になっています。今回は私を入れて２名のみの搭乗でした。シートベルトも肩から回す３点式が使われていました。

しかし最初の感想は・・「古い」です。足回りの広さは流石にファーストだと思いますが、設備も構成も古くなっています。アメリカの航空会社は早くこのサイクルから抜け出ることはできないのでしょうか？

収納スペースは多くあり快適です。むしろ勿体ないぐらいにスペースがあります。

さて目の前のディスプレは・・小さく古いです。解像度はそれなりにあります。コントローラーは窓側に準備されていますがこれも古いタイプですね。電源はＡＣアウトレットとＵＳＢチャージャーのアウトレットが準備されているのは助かりました。

ヘッドホンも・・使えるのですがショボいとしか言いようがありません。ライトのコントロールが面白く、一回押すと上の後ろ、二回押すと上の前から、三回押すと両方が点灯する仕組みです。

ベッドモードにすると勿論フルフラットになります。枕も大きく種類が二つ準備されているのは良いですね。ブランケット等も清潔でまったく問題ありません。

ＷｉＦｉ接続も提供されており衛星経由でフライト中にもインターネットに接続できました。費用を支払わないと単純にフライトのポータルサイトとして機能していました。

微妙にお腹が空いていたので頼んでみました。そもそもメニューもなく口頭でポークか魚かの選択のみの説明でした。結果はわかってはいたのですが・・・まずはサラダを頂きますが味気有りません。フォークも持ちにくくもう駄目ですね・・

概ねシンガポールに予定通り着陸です。ゲートはＡＮＡの隣になりました。明後日はこのフライトで日本に帰ります！