スキードバイ

ドバイと言えば中東、イスラム圏でありながら、かなりの意味で開放されている国になります。地上でスカイダイビングを楽しめたり砂漠のまん中でスキーまで楽しめるようになってしまいました。今回はスキードバイでちょいと日本人のスキーレベルを見せつけるつもりで頑張ってきました。

結果

室内スキー場としては広さ長さ斜度共に文句ありません。昔のザウス（覚えている人はいますでしょうか？）を犬の足のように曲げたイメージです。現地の人ではありませんが、かなり上手な人が居て完敗です。流石に日本人は実際に滑っている人は居ませんでした。それよりも中の温度は－10度、外の温度は40度を超えているのが露骨に体に来ます。。。

準備

宿泊していたバージアルアラブからタクシーで5分ほどにあるエミレーツモールです。予約をホテルから取ろうとしましたが不要との事でした。それでもスキードバイの情報を何も言って居ないのに、色々とバトラーが集めて私に持って来てくれます。このような部分が一味違います。

準備

エミレーツモールも相当大きいのでタクシーを降りてから5分ほど歩いてスキー場の麓(??)に到着です。買い物客もガラス越しに中を見る事が出来ますが、スキーだけでなく雪を楽しむ事をメインとしており、かなり大きい！期待できそうです。

チケット購入は多少悩みました。スキーではなく、雪と遊ぶだけの人は「Snow Park」で良いようです。この時に支払った金額にはデポジットが含まれていますので、帰る間際に返却してもらうことを忘れずに！チケットはロッカーの鍵としても使用できます。ロッカーの鍵と言っても決まった場所の鍵ではなく、この鍵を使用してロックすれば、この鍵でしか開かない仕様となっており、どこでも使える鍵になっています。私は最初は悩んでしまいました・・・どのロッカーが使用できるのかと・・・

スキー板はそれなりの物が準備されていますが靴は相当ひどいです。しつこいぐらいレンタル担当に注文を言った方が良いですね。あとはスキーウエアの上下と靴下ありますが全然足りません。手袋、帽子、インナーは含まれていませんので持って来ていない人は売店で購入が必要です。私はインナーを忘れてTシャツの上にいきなりスキーウエアーと言った春スキーの格好になり大失敗です。そうそうストックはレンタル場所では無くスキー場に入る前にあります。

ゲレンデ

服を着替えて準備万端にしてスロープに向かいます。ここで滑れる人はメインスロープに向かいます。最後のエスカレータを上った場所にストックがあるので自由に持って行っても構いませんでした。

さてゲレンデに入ると寒い！！！が最初の一言です。こんなに寒いとは予想外です。逆に言うとこの寒さのおかげで雪質（だと思います）は最高でした！早速クワッドのリフトに搭乗して頂上まで向かいます。そうです、このリフトは中間駅があり、そこでも降りたり乗ったりすることができます。かなり最先端のリフトです。しかも中間駅の場所で90度近く曲がっています。これでゲレンデ全体が大きく曲がっており「ザウス」などの直線的な室内スキー場としては最高のスロープができています。

上から見ていると自前のスキーウエアーを来ている人もかなりいて、コアなファンが居るようです。しかも上手い・・ガンガンカービングで速度を乗せて曲がっていきます。

休憩

5本滑ったところで寒くて寒くてギブアップです。中間駅にあるカフェでホットチョコとホットドッグを食べて暫く休憩です。このカフェが入っているロッジがまた渋い・・本当に木でできているようです。何回も書きますが、外は40度、中は－10度、そこでヒーターを付けて温めているスキードバイとは・・・すごいですね・・・