アブダビに世界一傾いているビルが作られると知ってから数年経ちますが、 その中にハイアット キャピタル ゲート アブダビ(注:2019年現在はアンダーズブランドに変更)がオープンしている事を知ったのはつい最近のことです。 本当に傾いているようなビルで宿泊できるのでしょうか?
結果
確かに建物は傾いており倒れるのではないかと思うほどです。 世界一傾いていると言われればなるほどです。 それにも増してホテルの設備の良さおよび日本人スタッフの対応の良さが際立つ宿泊内容でした。
予約
何時もと同じくAMEXからお願いします。今回は行先が途中で何度も変更されたのでAMEX側の担当者も混乱していたようです。多少のミスはありましたが無事に予約完了です。もちろんこの時点で高い位置で景色が良く傾いているのが一番わかる部屋とお願いはしておきました。
到着
ベネチアからのフライトでドバイまで飛び、夜の1時に到着です。眠い目をこすりながら外に出るとちゃんと私のネームボードを持ったドライバーが待ってくれています。しかしここからが変なのです・・車は非常に良いのですがドライバーが自分で水を飲んで私の分は自分で買うそうです・・まあこんな事もあるかと思いますが、音楽も私がiPhoneで聞いていたら自分で車のオーディオを使いだすような状態です。話をすると悪い人ではないのですが空気を読まない感じでした。
そんなこんなで一時間程度の深夜のドライブで無事にアブダビに到着しました。建物の傾きを近くで見ようとしましたが夜はあまりみえません。明日かなと思って車から降りるとアジアの人が迎えてくれます。しかも日本語です!話を聞くと昔は東京のパークハイアットにいたそうです。お陰様で色々と話を聞くことができました。
部屋
一度18階でチェックインをしますが流石に誰も居ません。そのまま彼の案内で部屋まで移動します。途中で最高に出っ張った場所の部屋をAMEXから依頼されているので素晴らしい部屋を準備したとの嬉しいお話です!
部屋は流石に傾いていることはありませんでした(笑)あくまでも建物が傾いているように見えるデザインなので通常の生活には問題ありません。部屋の構成はリビング+ベッドルーム+バスルームのスイート構成です。今回は2814号室での滞在でした。
リビング
やはり新しいホテルなので設備もしっかりとしています。ソファーも大きくゆったりと座ります。ソファーの前の机にはもちろんフルーツが並びメッセージカードも準備されています。着いたばかりなので先ずはミカンを頂き少しのんびりとします。
机の向こうにはテレビとオーディオが並びます。BOSEのシステムは悪くありませんが見ているとたまに画像が切れたりするのはご愛嬌ですかね?結果としてリモコンが4つも並ぶと面倒な気がします。その中の一つはカーテンコントロールのためのリモコンなので簡単に操作できます。
入口に近い書斎の机は非常に効率的にできています。机の上にはワインもありますが、例によって私は飲めないので置いて帰ります・・隣のチョコレートはありがたく頂きました!コンセントは普通に日本のプラグでも使えるよにアダプターが入れてあり便利です。またテレビとの連動用のコネクターやUSB充電用のコネクターも完備され、流石新しいホテルと思わせる内容です。もちろん一般的な文房具も準備されており抜けはありません。
書斎の奥にはミニバーがあります。ネスプレッソのコーヒーや冷蔵庫のジュース類は総て宿泊代に含まれているので気軽に頂けます。金額がどうというより、チェックアウトを気楽にできるのが良いですね。
ベッドルーム
隣の部屋がベッドルームになりますが、キングサイズのベッドで寝心地も抜群です。枕元のコントロールも簡単で電源周りを総てコントロールできます。ターンダウンの水はVOSSが準備されておりこれも私の好みです!
TVも寝室に別に準備されており、こちらは簡単に操作できます。難しくないほうが良ければ寝室でテレビを見るのがおすすめです。
クローゼットはかなり大きく一人旅の容量は問題なくカバーしてくれます。隣の扉にはセキュリティボックスも準備されています。
バスルーム
バスタブもこのタイプで深くゆったりと時間を過ごせました。総てガラス張りなので少し気にはなりますがカーテンを閉めれば問題ありません。窓は完全に二重になっており部屋側のガラスと外側のガラスの間は1メートル程度あけてありました。結果として一切窓は開かない構成です。
シャワールームやダブルシンクの洗面所も効率的に作られておりリラックスした滞在となりました。アメニティはもちろんJUNE JACOBSです。シャワーの水量も十分、排水能力も十分でまったく問題ない滞在となりました。