アブダビのフラッグシップホテルと言えば間違いなくエミレーツ・パレスになると思います。 今まではウィングサイドの宿泊ですが何故かアップグレードされてダイヤモンド・スイートになりました。 さて国賓を招待するホテルのレベルは?
結果
流石に素晴らしい宿泊です。 特に他の宿泊者との分離が完全に行われており 安全に気が使われています。 また日本人のスタッフもお見えになり色々とサポートして頂きました。これなら安心の宿泊です。 アブダビで持て成すならこのホテルで決定です。
予約
今回の宿泊もAMEXから行います。 今回は友人たちもいるためアブダビを楽しんでもらうために何時もの良い記憶からエミレーツパレスを選択します。予約はコーラル ルームを複数お願いしておきました。
到着
今回は自分でドバイから運転してエミレーツパレスに入ります。 最初の車をコントロールするスタッフの案内が変でパーキングに案内されてしまいます。数人分の荷物を持ってパーキング チェックインは非常に面倒なので再度通常に玄関に自分で付け直してバレット パーキングにします。 ポーターからは今晩は大型のバンケットが入っていて案内が間違い申し訳ないとの事でした。 友人たちに折角 楽しい時間をと思っていてのこの到着には少しガッカリしましたが・・・後で話が大逆転します。
チェックイン
チェックイン カウンターに着くと歓迎のアラビック コーヒーを飲みながら対応を待っているとアジアのスタッフが近づいてきます。 すると日本語で挨拶を頂きました。なんと日本の方が勤務されるようになっておりました・・・・色々と話を聞いていると部屋の準備ができたとの事です。
話を伺うとなんとダイヤモンド スイート、パール スイート、コーラル スイートに全員がアップグレードされました。理由はあまりにも多くの人がバンケットで宿泊するので部屋が無く、我々のグループに3ベッドルーム スイートを宛がう事となったようです。ちなみに・・・まともに予約すると180万円相当の部屋ですねこれは・・・18万円の予約のはずでしたが・・・
この部屋は通常は国賓が泊まるような場所であり、私も今まで宿泊した事がありませんでした。パーキングでは少し残念でしたが大逆転です。また何時かは接待でこちらの部屋を準備する可能性があったので自分で宿泊できたのはとてもラッキーでした。
部屋までの構成
チェックイン カウンターから日本人スタッフと一緒に部屋まで案内して頂きます。入口のエレベータは狭く、あまり分からないような作りになっています。スタッフがアテンドしていない時には必ずセキュリティが質問してきます。カギは他の部屋と同じ銀のコイン型なので見分けがつかず、スイートに宿泊しているのか部屋番号の質問を受けたりします。セキュリティのスタッフは流石に一人一人の顔を覚えているわけではないようです。
宿泊階の7階に着くとバトラーが合流します。吹き上げから各フロアーを見ると全てのフロアーにバトラーが待機しているのが良く分かります。これはバージュアルアラブと同じようなレベルのサービスが期待できそうです。
我々のエリアは1704-1706が我々のエリア(3ベッドルーム スイート)になります。このエリアで一括りになっておりセキュリティが分離されます。つまり各国の偉い人が来られた場合には一番奥がボスの部屋で、手前が関係者になり、この3部屋で別のセキュリティが保たれるようになります。またこのエリアには専用のエレベータがあり他の宿泊客とは分離して他の階に移動できるようになっています。
私が来たときは3部屋で収まりSPは居ないので本エレベータは閉鎖されていました。また横のエリアとも接続できるようになっているので縦と横で部屋を繋げながらエリアを連結できるようにしてあります。
私が宿泊するダイヤモンドスイートまでは最初の扉から4つ通過する必要があります。途中には花が飾ってあり色々な意味で違う世界を見ることが出来ます。 部屋に入ると早速バトラーが飲み物を何種類か持ってきてくれます。この中から好きな物を選ぶ仕様です。更に上の階にはまったく別のスイートが存在します。こちらが各国の首脳が来た時に使われる部屋の様です。 普通の人が宿泊できるのかは不明です・・・
部屋の構成
部屋に案内されて最初に分かるのが天井の高さと奥行きです。圧迫感がまったくありません。寧ろ抜け過ぎていて最初は落ち着かない雰囲気です。高さとして4mぐらいでしょうか・・ 部屋の構成は最初にある応接室、扉をこえて寝室兼リビング、その裏手にあるバスルームのスイートと言うよりハウス 構成です。
応接室
部屋に入ると先ずは入口のエリアがあります。少し奥が応接エリアになります。椅子やソファーが多く並べられており使い方を想像する事が容易にできます。
応接室の真ん中には机があり山盛りのフルーツとお菓子が最初に設定されています。フルーツは何時も通り有り難くいただきます。
ケーキはカロリーを考えて食べませんが・・・・よく見ると金箔が降られています。前回は金箔カプチーノを紹介しましたが、今回は金箔ケーキが標準です。
部屋の奥にはテレビも準備されており寛ぎながら色々な話ができそうです。
リビング 兼 ベッドルーム
応接室から扉を隔ててリビングとベッドルームです。この隔てている扉も大きく開き狭さは一切感じさせません。
扉を開けるとかなり奥にベッドが見えます。
ベッドは最高の品質でゆっくりと寝させて頂きました。枕元の水などの設定も十分です。
左手には書斎が設定されています。 書斎の前には60インチ以上の薄型テレビが設置されています。書斎には文房具などの準備が完璧にされており何も言う事はありません。しかしよく見るとメニューが置いてあります。全ての物に値段があり、購入する事ができるのです。流石はアラブの商人・・・奥には少し古いですがVAIOのコンピューターが設置されています。
ライトのコントロールは壁にあるコントローラからもできますがテレビやライトも含めて何時ものリモコンでコントロールできます。少し慣れが必要ですが・・
ベッドの横の窓を開けてベランダに出ることができます。3月最後の気持ち良い時間を過ごすことができました。
クローゼット
ベッドの左手を入るとクローゼットになります。ウオーク イン クローゼットのレベルでは無く完全に一室です。鏡張りの扉が8枚あるような広さです。 一応 化粧台もありますが逆にこれは普通のサイズでした。
この扉の中にはセキュリティボックスや冷蔵庫もあります。飲み物は総てコンプリメンタリなので好きなだけ飲めます。しかしこの部屋に対してミニバーの設定が冷蔵庫のみ、更に中身もとてもとても貧弱です。理由はとても簡単でバトラーが総て実施するからです。
バスルーム
更に奥に進みベッドの裏側がバスルームになります。入って直ぐにトイレが準備されています。目立つのはやはりバスタブです。ジャグジーも付き適切な広さのバスタブでゆっくりと過ごします。アメニティは中東のAMOUGEです。日本ではあまり有名ではありませんが中東では絶大な信頼を持っています。
シャワールームも普通の作りで安心して使えます。部屋は豪勢ですが、普段使う部分はあまり特別な事をしない造りに好感が持てます。シンクもこの作りで痺れます・・・どれだけ手がかかっているのか想像もできないほどです。