香港の宿泊もだいぶ慣れてきましたが、まだまだ良いホテルがあります。今回も何時も参考にしている借金君の「くう・ねる・あそぶ」でコメント頂いた「ジ・アッパー・ハウス」(The Upper House)を楽しんできました。さてその宿泊はどのような内容だったのでしょうか?

結果

香港のデザイン系ホテルの先端をガンガン楽しめるホテルの一つだと思います。前回のWホテルもかなりぶち抜けていましたが、こちらは落ち着いた中にも尖がった物を感じるホテルでした。多くの香港のホテルを楽しまれた方でも「なるほど!」と思わせる構成です。

予約

やはり纏めてAMEXからお願いです。The Upper HouseのWEBはハッキリ言うと分かりにくいので再度確認して頂きます。私の好きなハーバービューを絶対に外したくなかったのでこちらをメインとするとスタジオ70のハーバービューが最適な選択となりました。毎回、AMEXの担当者さんには助けられています。

送迎

今回の旅は香港に入り深セン、広州、珠海、マカオと来て最後にまた香港です。マカオから香港のヘリが天候の問題でキャンセルされてしまいターボジェットになりましたが、AMEXとの連携でまったく問題なく香港の船着き場まで迎えに来てくれました。トータルでAMEXにお願いするとトラブルが発生した場合にリカーバーが早い事が多いので何時も助かっています。

到着してABTCにより一番にイミグレーションを通過しますが既にThe Upper House(以下TUH)のスタッフは待ち構えております。手を軽く上げると直ぐに私を確認しスーツケースを手際よく移動させてくれます。フロアを下り車付けの場所には既にRV車が私を待っています。乗り込むとセンスの良い水と天井がクールにオープンな車で御機嫌です!

 

車の中でホテルの状況を聞きますが的確に答えが返ってきます。自社のスタッフで送迎をしているが故の強みでしょう。残念なのはSPAがホテルの施設内には無くロクシタンスパと提携しているとの情報でした。

帰りは香港国際空港まで送って頂いたのですが、車の中にもWifiが準備されておりPCが使えるようでした。実際には動いている車でPCを使うほどの急ぎは無かったので確認できてはいませんが。

チェックイン

セントラのフェリー乗り場からTUHまでは15分ほどで到着です。噂には聞いていましたがJWマリオットの高層階を使用しているためJWマリオットの車付けの隣を利用します。でもJWマリオットとまったく違う雰囲気を醸し出しているので・・・なるほどと思わされました。

車を降りると荷物はすぐさま建物の中に吸い込まれます。私も担当と挨拶をしてホテルに入ります。すると先ず一番に長ーいエスカレータが登場です。その名もThe Torii Tunnelだそうです。念のため聞きましたが日本のアレ・・・・鳥居からインスピレーションを受けたそうです。さらに話を聞くとシャングリ・ラ東京のイタリアンレストランであるピャチェーレの内装をデザインした人と同じだそうです。

移動の最中のエレベータも色々とスタッフと話をしますが、エレベータのボタンといい音と言い気が使ってあります。さて肝心のチェックインですが、私の担当が持つ端末で部屋でチェックインを行います。これはどうやら特別なサービスではなく総ての宿泊客がルームチェックインとできるシステムのようです。今回は40階の4008号室に滞在ですね。

部屋の構成

部屋の構成は大型のベッドルーム兼リビングに大型のバスルームです。そしてメインはやはりこのバスルームです。バスルームの裏側に機能的にシンクが準備さており、トイレはバスルームの更に奥です。書くと面倒に見えますが、実際には非常に効率的な部屋の配置です。部屋の床が木でできており安心の感じです。古い悪い木では無く良い木ですね!

ベットルーム兼リビング

エントランスを通過するとアップテンポな部屋が姿を現します。いきなり部屋のキーも手が込んでいる作りです。この部屋と景色を見るとかなりテンションあがりました。古くて落ち着いたホテル、アラビアの豪華なホテル、日本の旅館とも違う方向性のホテルです。

 

 

最初に目に入るのは寝心地の良い大型のベットが安心感を強くしてくれます。ベッドの横にはコントロール用のスイッチが並んでいます。色々なスイッチがありますがかなり使いやすくできていますが電灯のコントロールはコツが要ります。細かく照明の色を変えるボタンもあります。ターンダウンされるとまた違う雰囲気を楽しめます。

  

机は家具と一体化してますが使い心地は問題ありません。引き出しを覗くと必要なケーブルやアダプターが準備されています。もちろん例のiPodも・・・机の隣の棚を開けるとスナックや飲み物が整然と並べられています。こちらの宿泊はワイン以外は他のアルコールも含めてコンプリメンタリなのでまったく気にせずに食べる事ができます。と言っても有料でも無料でも食べる量は変わりませんが・・・

iPod

噂のiPodですが非常に楽しみにしておりました。机の引き出しにドッキングステーションが綺麗に設置されており細部にも手が入っています。引き抜くとThe Upper House のロゴが表示されています。基本的な使い方はiPodと同じなので若い人は問題ない内容です。

 

テレビにも表示されますがホテルからのメッセージもiPod上に表示されます。ルームサービスの依頼等もコチラからも可能です。ただしこれ以上のコントロールはこちらではできません。最初の勝手な想像はコチラから例えばカーテンの開け閉めが出来たりと想像していましたが間違いでした(笑)

 

iPodがおかしくなった時は元の机の中に戻すと総てリセットされて戻ります。なので色々と試してみてください。

バスルーム

そして部屋の最大の見せ場はやはりバスルームです。もう私はビリビリ痺れまくりです。私が横になっても全然余裕があるバスタブ。準備されている石鹸やバスソルトなど私のストライクゾーンです。こちらでは中国の出張で疲れた体をゆっくりと休ませる事ができました。

普通のバスタオルもTUHだとディスプレイになります。こうやってデザインって作られるのだと理解できました。窓ガラスがマジックミラーにはなっていますが夜は外から見えるのでカーテンをするようにと言われました。

 

バスタブの奥にシャワールームもちゃんと準備されています。お風呂では体を休め、シャワーでは身も心もっきりです。シャワーの使い方もシンプルです。機能は一杯ですが使いやすいように気が本当に使われています。準備されているアメニティもRENと良い選択です。そしてアメニティを浮かび上がらせるライティング・・・

 

バスタブの正面にあるガラスは色々と自分の体型を確認するのには役立つのはもちろんですが、実はテレビが埋め込まれておりバスタイムにテレビを見る事ができます。

準備されているバスローブの肌触りも素晴らしく肌が包まれていると言う表現がぴったりです。普段はジョルジオ アルマーニのパジャマを使うのですが今回は少しバスローブの時間を楽しませて頂きました。

バスルームの裏手にダブルシンクの洗面所があります。こちらのライトの使い方も素晴らしいです。ハンドタオルの準備などもう何を見ても素晴らしく見えてくる状態です。これがTUHマジックかもしれません。

 

トイレ

通路の一番奥がトイレになっています。こちらにも入口と同じオブジェクトが準備されています。こちらにも電話とメモ等が準備されています。細かいのですがトイレのレバーの部分が大きく非常に使いやすいように気が使われています。

クローゼット

こちらの広さも十分です。軽く使えるような机なども準備されています。実際のクローゼットの中もハンガーたっぷりでまったく問題なしです。そして拘りのライトニング・・大好きです。

 

アメニティ

こちらに宿泊すると色々な特典が付いてきました。トランプや紅茶この一部は明日のプレゼント企画に使用させて頂きます。基礎化粧品についても総てRENで統一されており飛行機で貰うようなポシェットに入っていました。

  

 ルームサービス

ルームサービスは例のiPodから依頼します。ただしiPodでは細かい指示はできませんので直ぐに電話で折り返しがあります。やはり最後は電話で細かい内容を確認してくれるのですね。私はサラダとカレーを頼みました。

20分程度で直ぐにスタッフが持って来てくれますが儀式めいた準備がなるほどと思わせます。普通のホテルが行うと笑ってしまいそうですが・・・!食器などもやはり拘りです。肝心の味は・・・日本人の私は・・・な内容でした。

外の景色

やはり香港の景色が見えるこの方向が私には最高です。窓のある部分が少しずつせり出しているので外をソファーに座って見るには最適です。外から見るとなるほどと思わせる作りです。

 

スタッフ

かなりシステム化されていますが開業2009年10月とは思えないほどのスタッフです。やはり香港という土地は素晴らしいスタッフが存在するのですかね。。。

場所