ケニアのアンボセリ国立公園にあるトルティルス キャンプに宿泊すると専用のドライバーと車が常に私のために待機してくれます。色々な場所に行きましたが定番中の定番のサファリツアーに行ってきました。さてサファリツアーはどのような物だったのでしょうか?

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結果

素晴らしい経験をする事ができました。アフリカの大地・キリマンジャロの息吹・野生の力を目の前にして、ただただ圧倒されました。とくにアフリカ象に凄まれたのは迫力に驚きました。

アンボセリの大地

私が来たタイミングはかなり特殊なタイミングのようでした。そう緑の大地、水が溢れる豊かな大地でした。

 

道は川となり大地は湖となり総ての命を育んでいました。私が来る直前まで旱魃で苦しんでいたとは想像できない姿です・・

移動と車と準備

車はホテルのランドクルーザーが私のためにチャーターされています。朝一番は雨が少し降っていたため、カバーが付いていました。しかし晴れたので早速カバーを総て外します。他のサファリツアーの車とは大違いで、完全に外と一体化しています。

忘れてはいけないのは日焼け止めです。3月のまだ暑くない時期でもかなり日焼けをしてしまいました。ドライバーのサイモンも非常に面白く色々と説明してくれます。しかも部分部分で日本の単語が入ります。「IBOINOSHISHI」って感じです。他のサファリツアーだと何処でも走れる事が多いのですがアンボセリは車で移動できるのは道だけです。それだけにドライバーの能力によって見れる動物が変わってくるようです。

またサイモンは非常に気が利きました。双眼鏡の準備や水の準備、ベストの車の取り回し。良いですね!ホテルの他のスタッフも彼はベストだと言っていた理由も良く分かりました。ちなみに双眼鏡とデジカメを組み合わせるとこんなことも!

人数が多いとできませんが、数人の場合にはタイミングを見て車の外に降りて写真を取ることも対応してくれました。その代わり「何かあったら車に飛び乗れ!」と言われましたけどね(笑)

景色を見るための丘とキリマンジャロ

アンボセリには周りの景色が見渡せる小高い丘があります。

(音はありません)

夕暮れ時に登りましたが、丁度キリマンジャロの雲が晴れて初めて山頂まで見えました。本当に雄大な景色に暫く時間を忘れます。

動物

ここでは多くの動物たちを見る事ができました。見たくて見れなかったのではキリンとライオンです。キリンは場所が違うようでした。ライオンは緑あふれるこの時期は見るのが難しいそうです。逆に一番の見どころは象でしたね。

多くの象を今回は見る事ができました。サイモンも90%以上の確率で象と会えると言っていましたがそれ以上でしたね。

(音はありません)

多くのパターンでの遭遇を楽しめました。一度は象が近くに来すぎてトランペッティングを始めるほどです。

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サイモンも象は重さが4t車は1tなので喧嘩になったら軽く負けると言っていました。タイでは象に乗ったのに、アフリカでは喧嘩・・・世界によって違いますね。

ワシ 禿鷹

雨が降った直後なので太陽に向けて羽を広げて乾かしています。飛ぶ姿は見れませんでしたが木に留っている姿は凛としていました。

 

シマウマ

最初は高台にしかいませんでした。やはり雨を避けていたそうです。昼を過ぎると下の平地にも出てきていました。

サル

他のロッジの近くにはサルも居ました。しかしこれが・・・骨を食べているんですね。ロッジのゴミを食べるようになり生態系に違いが出ているそうです。

ペリカン

この時期は水が溢れていましたが、乾季でもキリマンジャロの覆水で日上がらない池もあるそうです。その池には魚も多くおりそれを狙ったペリカンも一杯いました。逆にフラミンゴが居るかと聞きましたが淡水の場所にはいないそうです。

ハイエナ

思っていたより大きい!そして非常に綺麗です。しかもその気になれば人間なんか簡単に食べてしまうそうです。昼間は暑さを避けるために地面に体を押し付けているそうです。

 

地図