素晴らしいお出迎えを受けた天空の森ですが、これからが肝心のそして今回の旅のメインイベントである「ビラ 天空」に移動です。部屋の広さでをXX平米と言うのは意味がありません。そうです「山の頂上付近全部」となっています。私のブログ(紹介ホテル300以上)で日本国内1位を10年以上保っている部屋の素晴らしさは如何に?

結果

「自然と一体化したこの空気感」が素晴らしいと言うのが第一印象です。昼間はリビング側の建物総ての窓を開けて鹿児島の空気を一杯に受けてお昼寝・・夜は月を見ながら温泉につかり時間を過ごす。それぞれに香りと音と味覚で感じさせて頂く・・・豪華さで魅了するのではなく、宿泊者の立場で準備されたリゾートで自分をリセットするための本当に素晴らしい宿泊でした。

部屋に到着

パビリオンでのチェックインを完了し、広大な敷地を案内して頂いた後に部屋との御対面です。スタッフの話によると入口から山の頂上まで総てビラ天空の敷地になるそうです。静かな空気の中に凛としたたたずまいの建物が2棟見えます。一つはリビング、一つはベッドの棟になります。

建物に向かって歩くとウッドデッキに準備された源泉かけ流しの温泉の湯船が準備されています。こんな雰囲気で温泉が普通は準備できますか?できないですね・・

部屋の案内が終わるとスタッフは部屋から当然去ります。ここから先は誰もこのエリアに人はいません。スタッフもこのエリアに入る時は事前に電話をした上で入ってきます。完全プライベートエリアです。

部屋の敷地内にも畑が準備されており、滞在者は好きに収穫して良いとの事でした。早速なので季節の野菜を自分で収穫して頂きます。これも最高!

 

温泉

やはり一番の楽しみは露天風呂ですね。私が宿泊していた期間中に露天風呂を4回楽しませて頂きました。露天風呂が設定されているウッドデッキ全部がこれでもかと言うぐらいの手入れが行われています。

 

常にお湯が湧いており湯船の中は新しい温泉で満たされている状態になります。もし温度が足りない場合には温泉の湯量も自分でコントロールできます。

 

お風呂の隣にはサンラウンジャーも準備されて、熱くなった体を冷ます事が可能です。ここでは誰も居ないので生まれたままの姿でリビング棟と露天風呂の間を移動します。これが凄く気持ちが良い。リビングに入る場所にはバスマットも準備されております。本当に細かい点で色々と気が使われています。これが他のホテルとはレベルが全然違います。

夜は夜で月を見ながら入ったり、天の恵みの雨も時をり降って森の水の香りいっぱいになったりして本当に自然に恵まれた温泉です。こころを静かに温泉を楽しんでいると遠くでカツーンと甲高い音が時折響きます。しみじみと音を聞きながら温泉を楽しみますが、この音はドングリの実が落ちてウッドデッキに響いていたのです。これも自然がオーケストラなのでしょうね(笑)

露天風呂が有名ですが、実はリビング棟にも内風呂があります。ことらも窓を開けると露天風呂と変わらないほどですが夜には虫が増えてくるので窓を閉めてお風呂を頂きます。こちらのほうが若干温度が高い感じがします。たまに中からガスが出てくるので炭酸泉なんでしょうかね・・

リネンに関しても食事などに併せてドンドン追加してくれます。気にせずに好きなだけお風呂を楽しんでも問題ありません。

リビング棟

こちらは40畳ぐらいの広さがあります。中には昼寝用のベッドが二セットとスパ用のベッドが一つ大きな形が変わるソファーが二つセットされています。先ほど紹介した内湯と洗面所もセットされています。こちらにテレビなどと言う無粋な物はありません。自然が一番のエンターティメントだと理解しました。そして一番のポイントは食卓です。美味しい食事は別の記事にしますがワイングラスのホルダーが準備されていたりと渋い作りです。

私がもっとも時間を過ごしたのは昼寝用のベッドの上です。温泉から出るとここで暫くのんびりとします。もちろん昼間は部屋の扉は総て全開として風を楽しみます。温度と湿度は結構ありますが快適このうえなしです。こちらの抱き枕は大変に気に入ったので後で購入させて頂きました。

 

家具は勿論、建物自身も天空の森で作られているとの事でした。洗面所には冷蔵庫があり、アルコールも含めてコンプリメンタリなので気にせずにドンドン飲めます。こちらもリネンと併せて補充されます。ここからペリエを持ち出して温泉で飲みながら時間を過ごしました。

ベッド棟

リビング棟から歩いて10歩で到着です。この建物の前には大きなドングリの木ができていました。こちらが自然のリズムを刻みます。リビング棟とは違い入口が準備されています。入口の奥がベッドルームになっており、更に奥がクローゼット、台所、化粧台、トイレの組み合わせです。

ベッドルームには大型のテレビ+音響システムと揺りかごになる椅子そして本棚があります。このベッドのサイズを見てください。縦より横の方が長く作られています。多分キングサイズのマットレスが二つ設定されていたようです。こんな広さのベッドを見たことがありません!

テレビは今回の宿泊には使用しませんでしたが大型のテレビは好感が持てるサイズです。

 

こちらの部屋は寝るために昼も夜も窓を閉めて虫を入れないようにしておきました。

 

奥の冷蔵庫はリング側と同じ構成です。例によって総て飲み放題です。やっぱり細かい事言われたくないですからね!

  

お手洗いももちろんウオッシュレットで快適に過ごせます。

準備されている物

スタッフとの連絡はソフトバンクの携帯電話で行います。こちらの携帯は敷地内を移動する場合には持っていった方が良い物です。私も段々畑で急な夕立にあった時に連絡してスタッフにピックアップして頂きました。

また外に直結しているので虫よけ等も必須ですがこちらも総て準備されています。私は直ぐに虫よけを使用しました。部屋の周りには箱に入った蚊取り線香が置いてありブロックしてくれいます。コチラの部屋は木々と良い間隔があいているので意外と蚊はいませんでした!

 

スパ

こちらの宿ではスパも楽しみの一つです。ビラ天空に宿泊していると部屋でお願いできます。私はスパ用のベッドでは無く簡易ベッド側でお願いしました。しかしコレは失敗です。施術内容は良かったのですがベッドが柔らかいと2時間のスパの途中で苦しくなってしまいました。

 

部屋の頂上

部屋の頂上というより宿の頂上になるのがこの木になります。部屋から歩いて数分で到着です。目の前には霧島の山々がパノラマで広がります。これが私の考える最高の部屋の頂上です!

地図

歴史

天空の森の歴史や蘊蓄はコチラに詳しく記載されています。参考にどうぞ!