北京にも数多くの素晴らしいホテルがあるのですが長期間の滞在は避けたい場所です。今回は短い時間の滞在を最適にサポートしてくれそうなパークハイアット北京に滞在です。宿泊は楽しめたのでしょうか?
結果
バトラーをはじめとしてスタッフのレベルも設備も流石にパークハイアットらしい素晴らしい内容でした。特に部屋の構成はこれぞホテルと言うレベルです。しかし本当にこのレベルの北京のホテルは数年前とは全く変わり良くなりました。
予約
もちろんAMEXからの予約でFHRの特典でレイトチェックアウトを確定させようと思っていましたが、AMEXの予約表にはFHRの名目も特典もありませんでした。あれ・・・念のためにFHRが分かるホームページで確認しますが間違いなくFHRです。たまにはこんな事もあるのですね・・・
今回はパークスイート・キングで部屋を予約して頂きました。緊急の会議にも対応できそうな広さは有り難いです。
今回は到着は会社が準備した移動方法で入るので帰りの北京首都空港までのリモだけ事前にお願いしておきます。フライトも併せて依頼してあるので間違い無く手配できるのは良い点ですね。
到着
北京での打ち合わせが終わった後にホテルに移動しますが、諸所トラブルがありタクシーで到着しました。しかしベルの対応が良いですね!ボロボロのタクシーで到着しても素早く荷物を取り出し、歓迎の意を示してくれます。
先ずは63階のロビーでチェックインを行います。レセプションのオブジェも気が利いています。水が流れる場所でちょっと思いをはせるような内容ですね。
チェックイン
受付担当の方が4703の部屋まで案内して頂き2008年の開業以来の話・ホテルの部屋の設備の使い方を説明頂きました。
部屋の入口は黒と気の扉のコントラストが渋く決まっています。この色合いを使えるのは少ないでしょう。
その後はバトラーの方とバトンタッチして色々なお願いをしておきます。紅茶を入れながら30分ほど情報収集も含めて話し込ませて頂きました。
- 帰りのフライトに合わせた送迎
- 夕食の予約
- 中国国内の輸送品のお願い。同じく輸送品の箱の手配。
- スパの手配
部屋
リビングとお客様用のお手洗い、ベッドルームそして広大なバスルームのスイート構成です。床の板の感じがとてもよく素足で歩くと心地よい時間を楽しめました。
リビング
入り口の扉を入り直ぐに左手にはお客様用のお手洗いです。渋い作りも素晴らしいのですが、なんとウオッシュレットも設定されています。流石です!広さも普通のお手洗いの二倍ぐらいはあります。
またリビングに抜ける通路にはお客様用のコートを掛ける小さなクローゼットも準備されている気の使われようです。
リビングは先ずは大きな木でできた書斎机があります。机の上には大きな照明があり光の具合がとても使いやすくできています。机の上にはBOSEのドッキングステーションに電話機が置かれています。電源のアウトレットもユニバーサルデザインで複数壁に埋め込まれてありちゃんと考えられています。
机の引き出しの中には文房具がありますが、これが凄い!収納のデザインセンスは最高ですね。
ホテルからのメッセージも添えられており手書きなので手間をかけている事は分かります。
左の袖机にはメモやホテルの案内があります。また部屋には無いのですが頼めば準備して頂ける物の一覧もあったのでホテルが何処まで準備してくれるか分かり易くて良いですね。
椅子も座りやすく色々と処理するにも便利でした。インターネットも高速で日本とも便利につながります。但しグーグルやFB等は当然のように制限されています。窓側には6人程度が座れるソファーがあります。手前の棚にはウエルカムフルーツもおかれています。
ソファーの前のローテーブルは真ん中が空いています。どうすれば良いのかはよく分かりません。また花がセンス良く飾ってあります。
ソファーの前にはテレビがあり下にはDVDなどもあります。またワインやお茶のセットも準備してあります。ワインは飲めないのでソフトドリンクにお願いして変えて頂きました。テレビの左右の棚にはエスプレッソマシーン・ケルトそして食器が準備されています。数人の方が来られても十分な準備というところでしょうか。冷蔵庫の中身も私好みです。VOSSの水を頂きながら時間を過ごしていました。
お酒が少なめかな・・と思っていましたが冷蔵庫の下の引き出しを開けると出てきます。流石ですね!
ベッドルーム
こちらも窓があり北京の街並みを楽しむことができます。ピシッと張られたベッドが良いですね!寝るときには外しますが、気持ちのいいものです。
ベッドの脇には伝統のコントローラーや電話機が左右まったく同じに揃っています。意外とこの造りは無いので、ベッドに寝るときにどちらで寝ても同じことができるこの造りも良いですね!しかし電燈のコントロールが最初は難しく・・・・四角のボタンを押して緑が付けばOFFとなるりますが、ゆっくり光が落ちる・又は上がるため最初はスイッチの反応が無いように感じます。ボタンを押してから10秒程度待つ必要があります。シーンのボタンは光の強さ・OFFはスタンドランプのON/OFF は直ぐに反応するから分かり易いのですが!
テレビは当然寝室にもあります。リビングよりは小さいのですが部屋の角に綺麗に設置されています。夜になると部屋の雰囲気がもう一段変わります。ダウンライトでかなり暗く絞ってきますが不便ではないラインを攻めてきます。
バスルーム
バスルームはベッドの後ろにあり二方向から入ることができます。この動線も便利です。二人で寝ていて左右に分かれてそのままバスルームなのでお互いに干渉せずに移動できます。
ベッドの後ろがクローゼットになっておりかなりの広さがあります。セキュリティボックスも内蔵されており、扉は鏡です。ライトも後ろから間接照明でほんのりと必要な場所を照らしてくれます。本当によく考えられているコンフィグレーションですね。流石パークハイアットと言えます。
スーツケースの下の引き出しを開けるとスリッパ・ランドリー用の袋。ホテルの紙袋などがじゅんびされており抜けはありません。
かなり大きく薄いシンクが二つあります。最近は深いシンクより浅いシンクが多く採用されていることが多くなりました。多少水跳ねが気になりますが低いほうが使いやすいと私は思います。引き出しを開けるとアメニティがきれいに準備されています。
シャワーもガラスに囲まれて解放感の高い造りです。レインシャワーもハンドシャワーも湯量や温度の安定度は文句なしですね。この大理石でのウエットエリアの造りはビリビリきます。シャンプーなどは私の好きなアロマセラピーが使われています。
そしてバスタブですが・・・とにかく大きい・・・お風呂に湯を溜めると10分ぐらいかかります。微妙に傾斜が付いているのでどの位置に座ってノンビリするのが良いのか見つけるのに時間がかかりました。もちろんバスソルトをたっぷりと入れて久しぶりの湯船で体を解すのは旅の楽しみでもあります。
もちろんバスルームにもトイレはあります。先ほどと同じくウオッシュレット付きです。
ルームサービス
ルームサービスのメニューも凝っています。
豪華でドカーンと言う中国式ではなく、健康志向で凝った内容の品が多くあります。といいつつ私はサラダとステーキのドーカンセットを頼んでしまいましたが。
チャイナ・グリルで朝食を
朝ご飯は66階のチャイナ・グリルで頂きます。下から見ていた時にはわかりませんが、建物のトップはガラスで三角形に作られています。何となく新宿のパークハイアットを思い出させる作りですね。
しかし本当にこちらもセンスが良い!オープンなキッチンに品揃え中国のホテルとは思えないエレガントな作りです。特に名前の通りグリル系の食事は本当にオーブンを使って作っているほどの凝りようです。朝からこんなのが食べれるなんて幸せですね!
と言いながら・・・前日の食事で疲れていたので私は中華式です。御粥とサラダそしてオムレツで調子を整えます。しかも眼下にはこの景色です。
スパとプール
スパを楽しむ前に軽く一泳ぎしておきます。25m程度のプールも良いのですが、それ以上に大きなジャグジーが良いですね。結局泳ぐよりもジャグジーに浸かっていた時間のほうが長くなりました。
何故かシャワーは竹に囲まれていたりと微妙な部分も数点ありましたが景色も凄く楽しめます!
最後はスパを楽しんでスッキリです。スタッフと話をして施術内容を決めてからスタートです。やはり基本は体を温めるような内容でお願いしました。
送迎
帰りは北京首都空港までBMWで送迎して頂きます。車もパークハイアットのサービスが続きます。音楽の選択からウエットティッシュやメントスの設定まで完璧です。昼過ぎに出発してCIPのVIP経路から空港にアクセスします。この経路を使うと他の方とは完全にセパレートされて混乱しないので助かります。
最後はCIPのスタッフが航空会社のカウンターまで案内するところまで完璧に処理してくれます。こんな滞在だと北京滞在も安心ですね!