トルコ共和国のカッパドキアは私の憧れの土地でした。それを満足すするためのホテルも完璧でしたがやはり私の楽しみはこれですバルーンライド。空は色々と楽しんでいますが、気球は初めてですがどのような素晴らしい景色を楽しませてくれたのでしょうか?

結果

本当に風と一体化して飛ぶ事ができる気球は素晴らしい乗り物でした。カッパドキアの歴史を空から眺めて過ごす時間は一生の記憶です。

予約

予約はAMEXからお願いします。最初はプライベート ライドをお願いしましたが、気球の数が足りないとのことで普通に乗せて頂く事にしました。予約の時にかなり寒いので防寒着を持ってくるように案内されました。私はダウンジャケットを着て行く事にしましたが、これは正解でした

ピックアップ

朝5時頃にホテルのロビーにピックアップしに来てもらいました。この時点でまだギョレメの町は夜の中です。ピックアップに来た車の中には既に何名かの人が乗っていました。そのまま集合場所に移動します。カッパドキアにはバルーン会社が多くありますが今回はカッパドキア・バルーンライドでの搭乗です。今回の搭乗は非常に良かったですね!

 

集合場所ではトルコ コーヒや紅茶がふるまわれているので頂きます。夜はかなり寒いので有難い心遣いです。でも人数が半端ではありません。この会社だけで150名以上の人が集まっていました。受付を行うと紙を頂きます。その中には乗る気球の名前があり私は「SERHAN」となっていました。

  

頂いた紙には着陸時の態勢なども書いてあり、相当に危険なフライトかと思いました。

 

時間になるとなんとなく出発です。車にも「SERHAN」と紙が貼ってあります。ここから同じ気球にのるメンバーが集まります。日本人は私一ともう一組でした。周りを見渡すと10台以上のバルーンが車に搭載されています。そういえばウエディングドレス姿の人もいました。

出発

車が出発してTake Offポイントに移動します。出発の場所は当日の風によって変わるそうです。我々は他のバルーンよりも東側からの離陸です。地理的には宿泊しているホテルよりも更に東側でした。

朝日が昇るタイミングでバルーンを広げ出します。流石にプロなだけあってあれよあれよと言う間に大きく広がります。搭乗は籠に足を掛けて乗り込みます。座席は10人の乗客と1人のパイロットで一杯です。

ジョーク混じりに飛行時の注意点を説明してくれます。最後に「今日は気流が安定しているので総て安全だろう」と教えてくれましたので少し安心です。

離陸

乗り込んで話をしているとTake offが近づきます。ゴンドラが少し横にずれたと思ったらそのままふわりと浮かびます。そのまま朝日を一杯に受けながらどんどん上昇します。

離陸して暫くすると宿泊しているホテルが見えます。こうやって見るとCCRのある場所はカッパドキアのエリアでは一番高い場所にあるのですね!

フライト

気球とは本当に風と一体化します。音が何も聞こえません。時々吹かすバーナーの音だけが響きます。ヘリも飛行機も大きなエンジン音、グライダーは風切り音、気球は静音の世界でした。ちょっとこの空と一体感は他では味わえない内容です。

途中で話を聞きましたが、バーナーでアップダウンするだけではなく、バルーンの部分の熱を色々な方向に抜く事によって多少は移動できるようになっているそうです。本当にほんの少しとの事ですが・・・・

途中で遠くを見ると数多くのバルーンが上がってきています。前日天候の悪さから今日は人が多いとの事でした。

移動するとこれぞカッパドキアと言う景色が広がります。時には高く、時には木にぶつかって浮かんで行きます。木を折っても下に居る老夫婦は楽しそうに話しかけてくれます。

着陸

時間になると自然に下でスタッフが待っています。無線での連絡で場所は分かっているようです。一回、着陸するようなそぶりを見せてまた上昇です。二回目は着陸です。そのまま車の後ろにある荷台に着陸しようとしますが、流石に上手くは乗りませんでした。

 

着陸するとゴンドラを綺麗に御花で飾りつけます。そしてシャンパンで御祝いをして終わります。とても楽しめたフライトです。これはカッパドキアでは必ず楽しむアクティビティの一つです!