バンヤンツリーと言えばスパ、スパと言えばバンヤンツリーと私の中では感じます。さらにバンヤンツリースパ発祥の地・プーケットとなると思いは募りますが。さて実際は如何だったのでしょうか?

結果

レセプションのスタッフと揉めましたが、最終的にはチームで対応して頂き気持ちよく終わりました。既にチェックアウトしていたのですがフライトまでの時間を有意義に過ごせました。やっぱりスパはこうでないと!

予約

リゾートへのチェックイン時にスパのタイミングは担当の方とバトラーの方と凄く練りました。予定としてはシュノーケリングから13時には帰ってきて少しのんびりとお茶をして14時から2時間30分スパを楽しむ予定とします。その中にはもちろん塩水で疲れた身体をフライト前に綺麗にするハーバルバスタイムを入れて頂きます。

 

色々と話したことを間違いないようにバトラーの方が後から紙で持ってきていただけるのが良いホテルの証拠です。しかも今回はこの紙に助けられました。

チェックイン

シュノーケリングに行くぞと息巻いていましたが海の波の大きさにすっかり負けて意気消沈で帰ってきました。しかし最後はスパでのんびりしてから夕方のフライトだと思い気を取り直します。

車を降りてすぐ横にあるスパのレセプションに向かいチェックインを行います。気持ちが悪かったので出して頂いたドリンクにはあまり手を付けずにメニューを選ぼうとします。しかし・・・・なんだから受付の女性の言っている内容が違います。時間が違うと言いましたが、「予約はこの時間です」と言葉は丁寧ですが、一切私の話を聞きません。疲れていたので私の言い方が悪かったのかと思い、先ずは冷静に話を聞こうとします。

しかし・・次に言われたのは「スーツケースはスパ棟の中には持ち込めない」でした。いや・・・・これは私は了承できません。潮風でベトベトになった体をすっきりさせてからフライトするために、色々とバトラーの方と調整して頂いた結果をスパの受付の女性はいとも簡単に自分の知っている範囲だけで不可能だと言ったのです・・・これは許せません。先ずはこの女性に話を極力冷静に理由等を聞いてみますが埒があきません。仕方なく、バトラーの方がチェックインの時に書いてくれた紙を見せて理解させます。それでも自分は正しいと言い続けるので、流石に明確に「NO」を突き付けてバトラーと私の担当を呼ぶようにスパマネージャーに伝えます。マネージャーは躊躇していますが話を曖昧にすると更に面倒事が大きくなるので方針を決めたら変更しません。

私の明確な態度を見て諦めたようで、スパマネージャーがホテルの関係者を全員招集です。特に大きな声を出している訳では無いのですが、別の部屋に移動を依頼されたので素直に従います。30分ほどすると私のバトラーの方が入ってきてお詫びを頂きます。結論は全てホテル側の間違いで、レセプションを担当していた方に話が伝わっていなかったとの事です。ホテルでよくあるミスですが・・・スパレセプション担当の方が強情だったので話が面倒になりました。またスパのチームの機能が悪いですね。トラブルが出たらマネージャーが入って言い分を聞いて、事実を確認して対応すべきでしたがスパマネージャーは私が呼ぶまで出てきませんでした。

その後にGM、私の受付担当そして再度バトラーの方が来られて、お詫びを頂き最初の予定通りに全てセットアップして頂きました。私が明確にしたかったのは責任の所在ですが、GMからは私にはまったく落ち度はないと明確に言って頂いたので安心です。やはり紙に記録しておくことは重要ですね。

スパ ビラ

さて気を取り直してスパに向かいます。プールやアクア・ジムの横を抜けて木々のトンネルを抜けるとスパ・ビラです。部屋はレモングラス628になりました。

扉を開けるとこれぞバンヤンツリーと言う構成です。大きなスパ用のベッドがあり、一段高いところにタイマッサージ用のエリアがあります。横を見るとスーツケースも無事に届いていました。帰るときに分かりましたが、普通に電動バギーがビラの入口まで入ってこれるので、先程のレセプションの方が「電動バギーはスパ付近には一切入れない」と言うのは理解不能です。まあ無事に届いていたので嫌な事は忘れましょう(笑)

私の担当の方も先ほどのトラブルについてお詫びを頂き、その後はお互いに一切その話はしません。純粋にスパを楽しむことになりました。この切り替えは流石です!

 

施術室の扉を開けて横に入ると更衣室、スチームサウナができるシャワールーム、パウダールームそしてお風呂です。これですコレ!これに入りに来ました。お風呂はスパの施術が終わった後なのでこの時点ではお湯は入っていませんでした。

更によく見ると外の広い庭エリアにもシャワーがあります。この解放感最高です。午前中の船酔いのドンヨリした気分も吹き飛んできました。

施術

シャワーを浴びて使い捨ての下着に着替えガウンを着ると準備完了です。椅子に座り足を綺麗にして頂きますが・・・ここで気が付きます。メニューを決めていません・・・スタッフと足をスクラブしながら「お願い」+「拘り」を伝えます。これをちゃんと伝えると施術者も分かりやすく、内容を決めやすくなるので喜ばれます。

  • 日焼けした肌を手入れしたい
  • 船酔いで気分が悪い
  • ヘッドマッサージとストマックマッサージ(優しく)が大好き
  • ホットストーンを優しい暖かさで使うのも大好き
  • 冷房は強いのは苦手
  • ストロークは優しく+深く+長く
  • 長時間同じ方向を向いて横になるのは苦しいので30分毎に体の向きを変えるようにメニューを組んでほしい。
  • 爪は整えてほしいがペディ、マニュキアは不要

色々と言いましたが、メモを取りながらメニューを決めて頂きました。今回のスタッフは私が予約段階で我儘ばかり言ったのが理由かは判りませんが、すべてに対応できる人が対応してくれました。

 

足のスクラブが終わると、香りを決めて施術開始です。しかし・・・・船での疲れもあり秒殺で熟睡に入ってしまい全く記憶がありません。30分ごとの体制変更があったのは覚えていますが、目が覚めると施術の最後の儀式でした・・きっとそれだけ気持ちよかったのでしょう(笑)

ハーバルバス

予約の段階で拘ったのがこのハーバル・バスです。目が覚めるスタッフが出ていくとお風呂タイムです。少し温めのお風呂にゆっくりと入ります。

スパで伸ばした体を更にお風呂で伸ばす・・これが気持ちいいのです!お風呂は露天なので空を見ながら空気をゆっくり吸ってリフレッシュです。準備されていたフルーツにヨーグルトをゆっくり頂き満足のお風呂タイムは終了です。結局30分ぐらい入っていました。

チェックアウト

お風呂を出たら今度はパッキングです。海で使ったものをちゃんと畳んで、バンコクに飛ぶ飛行機で使用する物を出して綺麗な服に着替えると完璧です。リゾートはやっぱり此処まで使い切ると良いですね。ストレスフリーです。

スパ・ビラの扉を開けると私のバトラーの方とスパのスタッフの方が待ってくれていました。電動バギーも入口にまで付けてあります。スーツケースをバギーに乗せて出発!と思ったらスパ・マネージャの方が登場して先ほどのお詫びとしてスパの備品をプレゼント頂きました。

スパへのチェックインは揉めましたが、結果的にはホテル全体のチーム力で大満足のスパになりました!

地図