アマンリゾートの名前は昔から聞いていましたが初めての宿泊はこちらアマン サマー パレスです。本当は自然の中のアマンリゾートを楽しみたかったのですが、先ずは都会滞在型を楽しむ事にしました。どのような宿泊だったのでしょうか?

結果

僅か一泊の宿泊だったのでアマンの総ての素晴らしさは分からなかったですが、片鱗は見る事が出来たと思います。ほんの小さな仕草がなるほど・・と思わせてくれました。ただし一般的な観点から見ると前評判ほどではない宿泊でした。また私は天気がいまいち良く無かったのが残念でした・・

予約

こちらの予約は勿論AMEXからです。こちらは実はFHRになっているのですね。以下の内容が宿泊予約時に含まれていました。

  • 2人分の50分のローカルマッサージ
  • インターネットアクセス
  • 2人分の朝食 レストラン又はルームサービス
  • 夕方16時までのレイトチェックアウト
  • チェックイン時に部屋に空きがあればアップグレード

送迎

空港での送迎は完璧なVIPサービスで過ごす事ができました。飛行場から1時間程度のドライブで無事にホテルに到着です。場所は中国王朝の別荘地として有名な頤和園のとなりです。到着するとスタッフが歓迎の御出迎えです。ホテルの入口は旨く作られており、外の喧騒とはうってかわっった静かさが広がります。広い庭からレセプションに移動しお茶を頂きながら手続きします。

 

こちらの建物は北京を強く意識されてくれる作りになっています。平屋建ての天井の大きな建物の中で最初の北京時間を過ごすのは良い気持ちです。そして今回はスイートからデラックススイートにAMEXのFHR特典でアップグレードされた事を告げらられました!

この時はVPが態々挨拶に来てくれました。何気なく日本人スタッフの話を聞いたら、次にレセプションに行った時にすかさず日本人スタッフが相手をして頂けました。このような小さな約束も守ると姿勢は素晴らしいです。

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レセプションのVPの話では2008年後半にオープンしたらしいのですが、スタッフもかなり良くなりつつありますが、まだまだ鍛え方が足りないと言っていました。他のアマンは更に凄いので期待してくださいとの事です。そしてアマンジャンキーになってほしいとの事でした。なるほどアマン好きの人はアマンジャンキーと言うのですね!アルマーニマニアと似ていると思いました。

部屋への案内

お茶を頂いた後に部屋に案内してもらいます。部屋は一番奥にありますが、そこまでの道のりが大変に素晴らしい作りになっています。付添のスタッフがポイントを説明してくれますのでコレは後ほどご紹介いたします。私の部屋は303号室でしたが、扉を開けてもそこは隣の部屋と共用エリアです。つまり二部屋借りるとつなげて利用できるスイート仕様です。そして更に左の扉を開けると私の部屋です。

 

部屋

部屋は中国の歴史を感じさせる作りでわざと古い形になっています。しかし本当に静かな宿泊でした。すぐの隣には騒がしい北京の街があるのが信じられない静けさです。宿泊客は非常に少なく3組程度でした。スタッフも全体的に暇そうです・・・

リビング

部屋の構成はリビングとベッドルームそしてクローゼットからのバスルームです。リビングでは天井までの高さは広大です。

 

真ん中にある机にはぱっと見ると大層な物には見えませんが、かなりがっちりした作りです。上にはWelcome スイートの団子です。あとからフルーツも届けられました。そして夜のために電灯、手紙が準備されれています。そうなんです、このホテルは敷地内であっても電灯は多くつけてありません。敢えて夜だと暗くして雰囲気を保っているそうです。その代わりに自分の足元は自分で照らす必要があります(笑)

 

テレビもありましたが、このホテルに泊っている時に私は一切テレビをみませんでした。CDで音楽を流して雰囲気に酔う、そんな気持ちがあるホテルですね。インターネットは無事に使用できましたので、仕事は問題無く処理できました。

 

ソファーの奥が書斎になっています。机の上には多くの鉛筆・扇子をはじめとした文房具、日本語での案内書、そして何故か硯です。時間のある人はこちらで書道で楽しむのでしょうかね?何時かは私も時間の余裕を持てると良いなと思います。

 

大きな飾りは「邪魔をしないで!」の意味のタグです。これを入口にかけるとスタッフは入ってこない仕組みですね。

ベッドルーム

広さは大きくありませんが、総てがベッドにデザインされている部屋です。部屋とベッドが一体化したデザインです。電灯や水の準備も完璧で、夜になると何の物音も聞こえないエリアです。おかげで私は北京の初日をグッスリと眠りに着く事ができました。人によっては静かすぎて気持ち悪いかもしれませんね!

足元のオットマンにはアクティビティが書いてある紙がターンダウンされると提示されます。書道や色々な物がありますが、私は時間の都合で一つだけ楽しむ事ができただけでした・・本当は秘密の万里の長城ツアーに行きたかったのですが・・残念です。

クローゼットからバスタブへ

リビングを曲がって行くとクローゼット兼ドレッシングルームです。中にはガウンと中国風の傘が入っています。

 

奥に入るとダブルのシンクがあります。こちらはアメニティが何では無く、総てアマン品質で作られています。宿泊客にも影響無くエコというのはこういう方法なのかもしれません。そして手入れは流石に完璧でした。総てが磨きこまれていましたね。

  

トイレとシャワーに関しては普通の作りですが、バスタブはこの広さです。ただしあんまり入った記憶が残らないお風呂でした。この雰囲気の中で普通だったからなんでしょうか?それとも私がまだAMANの感性から遠いのかもしれませんね・・・

地図

関連リンク

私が宿泊したのとほぼ同じタイミングでshackinbabyさんも宿泊されていました。非常に詳しい記録もありますので参考にどうぞ!