東京に近い温泉地と言えばやはり箱根です。しかし私はなんとなく箱根は今まで敬遠してきました。そこで今回は敢えて日本の宿として箱根・・箱根 強羅 天翆への宿泊を決めました。さてそのサービスの内容とは?

結果

一言でいうと悪くない宿泊でした。ちょっとアンバランスな感じはありましたが日本の旅館をモダンに楽しむとこのような形になるのですね!そして最も楽しませて頂いたのは足湯です。このような使い方はありです!

予約

日本でも有数の保養地である箱根ですが私が心躍るような宿泊先がなかなか見つかりません。このような場合にはやはり先ずはAMEXに相談です。

色々と提案して頂きましたが気になったのは今回の宿泊先である強羅 天翆です。WEBの作りは申し訳ないのですが旅館のWEBとしてはトップに情報が多すぎで私の好みではないので辞めようかと思いましたが、友人の勧めおよび本ブログのコメント欄でも悪くないとの情報を頂いていたので選択しました。

チェックイン

こちらの旅館は強羅の駅から歩いて数分の場所との事でしたので箱根登山鉄道で移動してチェックインする事としました。駅を降りてしばらく歩くと数人の黒い服を着た男の人たちが建物の前に居ます。何も知らない私たちからするともう少し品の良い女性が待っていてくれた方が安心なのですが・・(笑)

 

話しかけるともちろん満面の笑みで案内を開始し旅館の中に招き入れてくれます。短いのですが気が遣われている通路と玄関を過ぎると、この旅館の一番の見せ場である足湯バーに案内されWelcomeドリンクを頂けます。ちょっとぬるめですが暫く足を付けてリラックスです。

この吹き抜けのロビーもセンス良くまとめてあり素晴らしい出来です。

部屋に移動しようとすると浴衣を選ぶことになりました。女性の方は相当の数の浴衣があり好きなものを選べるようになっているので女性には楽しい時間ですね。部屋までの道のりでふと下を見ると先ほどの足湯が見えます。本当にセンス良くできていますね!

部屋

今回は2階の202号である翆林(すいりん)に宿泊する事となりました。もちろんスタッフが部屋まで案内してくれて説明もしてくれました。部屋の作りは玄関に大型のリビングそして肝心のバスルームの作りです。構成だけ書くとシンプルですが色々と趣が凝らしてあります。

玄関

玄関は流石に日本の旅館と思わせる作りです。一つ目の扉を超えて中に入る作りは流石と感じます。先ほどの足湯で脱いだ靴と靴下が綺麗になって部屋に戻ってきています。うーんーしびれます!

  

玄関にはクローゼットもありここで服などをまとめることができます。最初は慣れませんでしたがこの場所もありですね!ちなみにちょっと渋めのセキュリティボックスもここにあります。良く見るとパジャマも準備されているので浴衣が苦手な私には有り難い内容です。

リビング

日本の宿だなーと勝手に思うのはツインのベッドなところです。基本的にクイーン以上が好きな私にとってはかなり狭い感じです。完全な旅館で畳に布団を引かれるよりは全然いいのですが・・子供のころは床に寝ても平気だったのですが、家でもシモンズのカスタム ロイヤルで寝ている今となっては無理ですね(笑)

 

ちょっと話がずれましたが、隣のソファーのセットは良い物が使われているとは思うのですがなんとなく部屋のデザインに負けている様な気がします。上手く言えないのですがバランスが悪いという感覚です。バスルームとの仕切りが鏡でできており部屋のセンスが凄いだけにちょっと変な感じでした。

薄型のテレビはソファーの向かいにありますが、この宿泊において見ることはほとんどありませんでした。

 

窓際にも小さな机と椅子がセットされています。机の上にはお茶とお菓子が準備されています。単純に置くだけでなく少し気を遣うだけでこんなに違うのですね。ただし冷蔵庫の中は水しか入っていないのは・・どうなんでしょうね?

残念だったのは隣の部屋の音が漏れる事です。隣にはお子さんがお見えになったようですが夜になると話し声レベルでも漏れてくるので気になりました。

お風呂

一番気になるのは・・・温泉は大浴場の露天風呂のみという事です。他のは健康水です。貸切風呂も健康水ですが、今回の部屋だとあまり意味がありませんでした。ここまでしたのだったら部屋まで温泉を・・・と思うのは素人なんですかね・・

  

さてお湯の事が気になるのは逆に言えば設備が良いからなんですね。脱衣場と一体になった洗面所もかっこよくまとめられています。この角角したシンクも非常にマッチしています。バスタオルなどのリネンも綺麗にかつ温められており冬の寒い時期なら有り難い内容です。

アメニティも無難ではなく日本式の個性をはっきり主張したないようです。中には「ひめさま」とも書いてあるほどです(笑)

お風呂は部屋からも見えるように石を丸くしたような作りです。お湯をためるのに少し時間を待つのも外の景色を見ながらすれば直ぐに終了です。窓を開けて秋の箱根を楽しみました・・・・

地図