ジョルジオ アルマーニのFATTO A MANO SU MISURAでスーツをオーダしました。AMEXのRewardsポイントを使用したので今回は銀座アルマーニタワーでの注文です。

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結果

スーツは色々と持っていますがアルマーニのオーダスーツであるFATTO A MANO SU MISURAはまた色々と楽しめました。届くのに2カ月かかるらしいのですが楽しみです!余計なことですがDARK NIGHTの映画を見てから更にアルマーニのスーツは好きになりました。

AMEXのRewards

AMEXのポイントは勝手に貯まってきますが使用方法を全然考えていませんでした。サウジアラビアやU.A.Eに行く事が多くなったので、砂漠向けのスーツを考えている時にAMEXのHPを見ながら突然決めてしまいました、スーツをアルマーニでオーダで作ることを・・・

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AMEXに電話して、メジャーする日付と、金額について諸所確認です。金額は50万円までですが、それを超えた場合には追加で費用を払えばOKだと確認です。アルマーニの場合には軽く超えてくる事は想定できますからね・・・

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依頼を終えてから3日後に無事にクーポン券が届きました。このクーポンが届く前にアルマーニに行きたい場合には、クーポン番号さえ先に分かればアルマーニは対応してくれるそうです。

通常は池袋西武でお願いしますが、AMEXの場合には店舗が限られており池袋では対応できませんでした・・残念。

アルマーニ 銀座タワー

銀座のアルマーニ銀座タワーの3階の奥にMADE to Mesure用の専用室があります。一階に入ったタイミングで声をかけて頂いて今日の目的を伝えると、そのまま3階までアテンドしてくれます。

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3階では担当が既に決まっておりエレベータが到着すると待っていてくれました。そのまま専用室まで移動です。色々な準備が整えられ早速開始です。

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最後までには休憩を入れて1時間30分程度かかりましたが楽しい時間でした!

生地

最初に生地を選びます。今回の要望は砂漠があるような暑い国での使用を目的とする旨を伝えたところ、繊維のなるべく軽い製品を選ぶ事になりました。生地の後ろには一平米あたりのグラムが書いてあるので、それから判断です。素材的には麻、シルクが良いのですがシワが入りやすいため今回の選択からは外しました。

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最終的に軽くて細い糸を使用した二つの生地に絞りますが決定できないため、先に採寸をする事としました。

採寸

採寸は基本となる形を決めてから始めます。ただしFATTO A MANO SU MISURAで選べる形とMANO SU MISURAで選べるものには違いがありますので注意が必要です。そもそもその違いは以下のようになります。

  • MANO SU MISURAは機械で縫い上げるタイプ
  • FATTO A MANO SU MISURAは手縫いのタイプで色々なオプションが選べます。

今回は色々と手を入れたかったのでFATTO A MANO SU MISURAを選択しました。その代わりピークド・ラペルが使用できないので標準的なノッチド・ラペルしか使用できません。よってノッチド・ラペルの2ボタンをベースとして選びました。

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ベースのスーツを着てサイズを合わせて行きます。しかし今回は私の体に概ねピッタリあっているため修正部分は殆どありません。手の長さと腕の後ろの付け根にあるシワを取るために数mmだけ修正ですみました。このような修正可能箇所は数十か所に及びます。

色々と角度を変えてみますが、もともと立体で考えられているので、普通に立っているだけでカッコいい!ですね。いやジョルジオ アルマーニのスーツ全般に言える事です。

採寸が終わってイメージを掴んだところで生地を最終的に決めました。これが決まれば後は細部を決め込んでいくだけです!

各部のこだわり

各部に色々なこだわりがありますがスーツができてからまた報告します。それ以上にジョルジオ アルマーニのメッセージが良いですよね!

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ラペル

ラペルを手縫で縫い上げるのをお願いしましたので折り返しの糸が見える仕様になりました。これが渋い!

ボタン

各部のボタンの選択にはシェル等も選べますが、今回はベーシックな一品として本水牛ボタンを選択です。水牛の角を使用したボタンには必ずスジが入っています。ある意味本物を示すのですが、昨今のプラッチックボタンも似たようなデザインがあるそうです。本物かどうかを見るためにはボタンの裏を触った時にプラッチックは滑々しており、本物の水牛の角はザラザラしているの区別できるそうです。

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裏地

今回のスーツには裏地は総て張られています。暑い所で使用するので、背中の部分は端折れるか確認しましたが、スーツの品質、強度から対応していないとの事です。その代わり薄い生地を用いているので気になるほどの暑さではないだろうとの事でした。裏地の生地も勿論選べます。表はベーシックな作りにしましたが裏地はGiorgio Armaniの模様が入った遊び心のあるスーツに仕上げます。

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また手縫いの場合には裏地の一部に表地が入ってきます。市販のスーツのように一本の線ではなく曲線的に入ってきているので見比べると良く分かります。

袖の本穴はスーツの価値を見る手段の一つであるため今回はもちろん飾りでは無く本切羽(本当にボタンを留めるタイプ)を使用します。この穴はイタリアでは付いてきません。日本に届いて、私が最後の確認を終わった後に日本で取り付けることになりました。

ネーム

タグはオーダであるかを示す良い位置付です。普通だとロゴとは別の場所に縫いこまれますが、今回はロゴの下にちゃんと書きこまれます。Giorgio Armani for “yamanaka “と!

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地図