シンガポールからドバイに飛ぶならやはりシンガポール航空を選びます。A380ではありませんが優雅なシンガポール航空 494便のファーストでのフライトは楽しめたのでしょうか?

結果

サービスは良いのですが色々とトラブルに巻き込まれたフライトでした。シンガポール航空でも偶には仕方が無いですね。事故が起こるよりは良いのですが・・・おかげでドバイでの予定は少し変更です・・・

予約

今回のフライトは全日空とつないで処理して頂くようにAMEXの担当者にお願いします。往復共にシンガポールで一泊するのでシビアな予定では無いのですが間違えると面倒なので信用できる担当者の方は嬉しいですね。通しで購入するよりバラバラで購入する方がかなりお得なチケットとなりました。やはり日本発着だと高いと言うのが私の認識です。

チェックイン

シンガポールからドバイへのSQ494便は昼発着の便であるため空港に到着したのも11時過ぎとゆったりとしています。出発はEチケットに書いてあるようにターミナル2だったので車もターミナル2につけて頂きます。シンガポールのファーストだとドライバーには伝えてあるのでファースト用のポーターが居る場所に降ろして頂き、荷物もポータの方にお願いします。しかし・・・何か私の想定と景色が違います。

中に入るとハッキリしました。ターミナルが私の想定と違ったのです。シンガポール航空なのでメインのターミナル(ターミナル3)だと勝手に思い込んでいました。

ファーストの専用のチェックインカウンターにポータの方に案内されます。チェックインの担当の方に話を聞いたらやはり私の期待していたプライベートルームのあるターミナルはT3でした。彼女に確認したところ、T2からT3に移動してプライベートルームを楽しむ事は問題ないとの事でした。少し面倒なのですが行く価値はあるのでインビテーションを頂いておきました。やっぱりコレですよね!

ファーストのカウンターを出るときにはパスポートチェックのみで荷物のチェックはありません。最終的にはゲートの前で実行されるので漏れることはありませんが知らないと驚きます。

プライベート ルーム

T2からT3にシャトル電車で移動しシルバークリスラウンジに入り、奥のファーストラウンジを超えて、一番奥がザ・プライベート・ルームです。

明確にプライベートルーム利用を伝えないとファーストラウンジで案内が終わるのでハッキリ伝えます。もう何回も失敗しているので・・ここでは。

細かい点は前回の記事と変わっていませんが御粥と点心を頂きました。この食事が美味しいです!

搭乗

ターミナルを戻ってゲートE22に向かうと多くの人が待っていました。少し曇り空ですが機材はB777-300ERの乗りなれた機体です。なんだかんだで結局一番に搭乗してしまうのですが、この搭乗ゲートが良いですね。デザインが良いと思います。

中に入ると座席は1-2-1の一列のみがファーストです。私は右側の1Fが割り振られています。最終的にファーストは私一名のみの搭乗でCAさん達はかなり期待の目で見られています。しかし・・・私は期待するほど何かお願いする事はありません・・・ちょっと辛いですね。

先ずは上着を預けて、ナッツと炭酸水を頂いて一息つきます。そして嬉しい事に昼間の便だったのですがパジャヤがあります。早速服をお手洗いで着替えてリラックスモードにします。

 

さて扉もクローズされて出発かと思いきや・・・また扉が開きます。何かな・・・と思っていたらアナウンスより先にCAさんが機材トラブルである事を伝えてくれます。バッテリー状態を示す計器の一つに問題が出たので交換対応するとの事です。一時間はこのままお待ちくださいとの事です。後からは紙でも情報を頂きました。

 

ドバイでの予定が入っていたので、友人にその旨を電話で伝えて後は待ちます。特にする事は無いので映画を開始しましたが、座席を倒して目をつむっていると自然と眠りに入りました。CAさんは凄く気を遣って色々と持って来てくれますが・・・そんなこんなで1時間30分の遅延後に無事に出発しドバイに向かうことができました。

座席

座席の素晴らしさは間違いありません。動画で今回はご紹介します。

 

ANAの1.5倍ぐらいの幅の座席に重厚な皮で最初から雰囲気が違います。目の前には大型のテレビが設置されています。エアーショーも最新の物が入っており非常に見やすく出来ています。

 

テレビの下には物入れやオットマンが綺麗に配置されています。ANAやJALもこの配置を見習えば座席を広く使いながら収納効率も向上すると思います。ANAやJALは悪くありませんがイメージは細長くて収納が苦しいと最近は感じます。

オットマンの部分には食事のメニューと日本の新聞が置いてあります。ワザワザ私に合わせて準備頂きました。

窓側には薄くマガジンラックがありますがまったく不便はありません、むしろこれぐらいで良いと思います。

テレビの下の部分にはダイニングテーブルが収納されており前後に動き更に高さも調整できます。なるほどこの設定は良いですね。このジョイントの部分には110Vのアウトレットが設置されています。無駄のない設置方法です。

座席の右側には収納があります。USBのチャージポートが二つあるので便利です。扉も付いているので小物を入れておくにも完璧です。やはい最近のSQの座席は更に考えてありますね。

通路との仕切り部分には簡単なコントローラがあります。基本は此れで十分だと思えるぐらいです。今回の機材には扉は無く完全なプライベートな利用ではありませんが、ある意味ファースト座席が丸ごと私のためだったのでもっと豪華だったと言えるかもしれません。

 

座席の左側の下の部分にはコントローラがあります。昔のように無骨な感じでは無くスマートフォンのような使い勝手です。つまり正面のディスプレイと同じ画面が表示できるので簡単に情報にアクセスできます。最近の機材は此れが主流になってきましたね。

ドバイ国際空港のファーストトラックも頂きました。機内ではON AIRのWIFIも提供されています。インターネットにつながる事には変わりはありませんが、iPhoneの画面にフライト情報を出したりしてくれる部分がかなり綺麗に作りこまれていますね!

アメニティ

アメニティキットはサルバトーレ フェラガモです。最近は見ていなかったのですがSQで採用されていたのですね。

食事

最初のアミューズとしてはやはりサティーが出てきます。地上に居る間にお腹が減ったのでもう全部食べる気で覚悟を決めます。

オーダーはキャビア、スープ、サラダそしてカレーでお願いします。基本は何でも私の好きなように作ってくれるとの事でしたが普通にお願いします。キャビアもかなりの量を頂き単品での味を楽しませて頂きました。塩気が強いキャビアは味覚が鈍くなっている機内でも美味しく感じれる気がします。本当はスプーン丸ごと一口で行こうかと考えましたが、少しずつ味わう事にしました・・・

スープもトマトベースの味がしっかりした内容だったので美味しく頂きました。しかし・・総てのCAさんがワインを勧めてくれます。とても良いワインが乗っているらしいのですが・・私がアルコールは飲めないと伝えるととても全員が残念がってくれました・・・気になりますねなんだったのか(笑)

サラダは味がほぼ感じれませんが体は野菜を欲しがっています。胡椒を振りかけて頂くとペロリと食べきってしまいました。カレーも勿論美味しく頂き完全にねむくなってきます。

ベッド

SQはベッドモードにするときに座席を前に倒してきます。結果としては素晴らしいマットレスのベッドが提供されます。(少し古いのですがイメージ動画はこちらの記事に掲載されています) しかも今回は4席中どれを使用しても良いとの事でした。折角の申し入れなので隣の1Dをベッドルームとして利用し1Fはリビングとして利用させて頂きました。

 

しかもベッドにはシンガポールベアーが一緒に寝てくれるオマケ付です。これはお土産として頂いて帰りました。また私しかいないので光のコントロールも私に合わせて暗くなったり明るくなったりとして頂きました。貸切ファーストだと色々と楽しいですね。

着陸

遅れましたが楽しいフライトも終わります。暗くなったドバイに向けて着陸態勢に入ります。空気も澄んでいて景色を楽しんでいましたが、なんとゴーアラウンドです。かなり高い位置から掛かったので危険があったというよりは地上からの指示のようでした。うーん最後まで何かある一日でした・・・

 

ドバイの夜景とドバイ国際空港の上空からの景色をゴーアラウンドと共にお楽しみください・・・遠くには世界一高い建造物のブルジュ カリファも映っています!

フライト情報

Rec 項目 内容
1 航空会社 シンガポール航空
2 フライト SQ494
3 機材 B777-300ER
4 クラス ファーストクラス
5 出発空港 チャンギ 国際空港 SIN
6 到着空港 ドバイ国際空港 DXB
7 予定 出発時間 15:10(SIN)
8 予定 到着時間 18:25(DXB)
9 予定 フライト時間 7:15
10 実 搭乗開始時間 14:45(SIN)
11 実 ドアクローズ時間 17:25(SIN)
12 実 離陸時間 17:40(SIN)
13 実 着陸時間 20:15(DXB)
14 実 降機時間 20:25(DXB)
15 実 フライト時間(ドアクローズから降機まで) 07:00

地図